【2025最新】プロが厳選したサロン“導入必須”おすすめ美容機器

この記事の監修者

㈱イレブン技術商品部 部長
インストラクター
村上 琴音(ムラカミ コトネ)

株式会社イレブンで商品開発とインストラクターを担当。資格と現場経験を活かし、個人サロンの成長を支援しています。

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エステサロンの成功には、効果の高い美容機器の導入が欠かせません。特に近年は機器による施術メニューが充実しており、新規顧客の集客や売上アップに直結するケースも増えています。そこで本記事では、2025年7月時点でエステサロン経営者に人気の美容機器4機種に注目し、それぞれの「集客力」「施術効果」「導入実績」「コストパフォーマンス」を5点満点で評価します。美容機器・美容商品の提供やエステスクール運営を手掛ける株式会社イレブンの美容機器コンサルタントの視点から、各機器の特徴や導入のポイント、競合機器との比較も含めて詳しく解説します。

目次

美容機器を選ぶ前に押さえておきたい7つのチェックポイント

エステサロンの武器となる美容機器は「高価格=成功」ではありません。ターゲット顧客・施術メニュー・経営戦略に合った一台を選ぶことで、初めて集客力と収益力を最大化できます。以下では、美容機器コンサルタントとして400店舗以上を支援してきた㈱イレブンの知見をもとに、導入前に必ず確認したい7つのポイントを整理しました。

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チェックポイント確認すべき理由評価の観点・質問例
1. 施術ターゲットと市場性顧客層に合わない機器は稼働率が伸びない-自店の主力客層(年齢・性別・悩み)にヒットするか
-ニーズの成長性(市場規模・トレンド)
2. 技術・効果エビデンス結果が出ないとリピート率が下がる-医療・学会データ、臨床試験の有無
-導入サロンのビフォーアフター事例
3. 安全性と認証トラブルは信用失墜リスク-国内外の安全規格(PSE、CE、FDA など)
-業界団体の適合審査・自主基準クリア状況
4. ランニングコスト“見えないコスト”で利益を圧迫-消耗品(ジェル・カートリッジ)の単価と交換頻度
-ハンドピース寿命・保守費用
5. ベンダーサポート技術・集客フォローが売上を左右-導入研修と再トレーニングの有無
-集客ツール(POP、LPテンプレ、SNS素材)提供
-代替機貸出や駆け付けメンテ体制
6. 投資回収シミュレーション“買える”と“儲かる”は別問題-1施術あたり粗利 × 想定稼働率 = 月間利益
-リース / 一括購入 / 補助金活用での回収期間比較
7. 拡張性・陳腐化リスク技術進化に取り残されないため-ソフトウェアアップデートやユニット追加が可能か
-既存メニューとの連携・複合施術の余地

1. 施術ターゲットと市場性を見極める

  • 現顧客分析:POSデータやカウンセリングシートから「何歳・何を改善したい」ニーズが多いか可視化。
  • 地域性の把握:住宅地ならリラク系、ビジネス街なら時短フェイシャルなど、立地特性で需要は変わる。
  • 競合調査:周辺サロンの機器ラインナップを調べ、ブルーオーシャン領域を探す。

2. 技術・効果エビデンスは「論文+リアル事例」の両輪で

  • メーカー資料に第三者機関のデータがあるか確認。
  • 導入サロンの稼働実績を開示してもらい、売上推移とリピート率をヒアリング。
  • 可能なら自店スタッフが施術体験し、効果と操作性を体感して判断。

3. 安全性と認証は“お墨付き”で差別化

  • 国内ならPSEマーク、欧州向けならCEマーキング取得は必須。
  • 脱毛機なら日本エステティック振興協議会(JEPA)適合審査合格機かを確認。
  • 高周波・HIFU 系は医療機器クラスか美容機器クラスかを要チェック。

4. ランニングコストは「1施術あたり原価」で試算

  • 高消耗品タイプ(例:HIFUカートリッジ、RFチップ)は原価率25%以内が目安。
  • ジェル不要機器は時間短縮+材料費削減で月数万円差が出ることも。
  • 故障頻度と修理費上限を聞き、年間維持費を把握。

5. ベンダーサポートは“売上加速装置”

  • 導入研修:座学+モデル施術+サロンロールプレイの3段階が理想。
  • マーケ支援:LPテンプレ、動画素材、キャンペーン企画書まで一式提供がベスト。
  • 保守体制:代替機到着までの時間、出張費の有無を事前確認。

6.投資回収シミュレーションは“現実的な稼働率”で計算


リブセラ(308万円)を月リース 5.5 万円、単価 18,000 円/回、1日 2 名稼働
粗利 (18,000 × 0.85) × 2 人 × 25 日 = 765,000 円
→ リース・材料費差引後の純利益:約 65 万円/月 ≫ 回収見込:6 か月

  • 稼働率 70%未満なら価格改定・メニュー見直しを検討。
  • 補助金(ものづくり補助金、事業再構築補助金 等)で最大 1/2~2/3 補助のチャンスも要確認。

7.拡張性と陳腐化リスクを抑える

  • ソフト更新で新アルゴリズムが追加される機器は寿命が長い。
  • マルチプローブ型やモジュール追加可能モデルはメニュー拡張で収益源を増やせる。
  • 中古市場での残存価値が高いブランドは買い替え時に有利。

機器選定は「戦略 × 実績 × サポート」の三位一体

機器導入はサロン経営の将来を左右する大きな投資です。

  1. 戦略適合:自店コンセプトとターゲットに合致しているか
  2. 実績裏付け:効果エビデンスと導入成功事例が十分か
  3. サポート充実:研修・集客・保守体制が整っているか

この三条件が揃って初めて“売れる機器”となります。迷ったらデモ体験+収益シミュレーションを徹底し、数字で判断することが失敗を避ける近道です。

㈱イレブンでは、機器体験会・導入相談(ROI試算付)を随時開催しています。導入検討の際はお気軽にご相談ください。

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2025年最新のおすすめ美容機器

美容機器市場は技術革新が加速し、サロン選びの鍵を握る一台も毎年刷新されています。2025年版の最新トレンドを踏まえ、集客・単価向上を同時に狙える厳選機器をプロ目線で紹介します。最新RF痩身からプラズマ再生フェイシャル、ジェル不要高速脱毛機まで、導入メリット・コスト回収モデルを交えて徹底解説します。

WINBACK(ウィンバック)-世界が認める高周波痩身マシン

WINBACK 3SE(高周波痩身機器)。
ハンドトリートメントと高周波を組み合わせた独自施術が可能

概要
ウィンバックはフランス生まれの高周波(RF)エステ機器で、世界30か国以上で導入され15,000台以上の販売実績を誇る人気マシンです。トップアスリート御用達のコンディショニング機器としても知られ、実際に400以上のプロスポーツチームが採用しています。従来はお客様の肌にプローブを当てて行うRF施術が主流でしたが、ウィンバックでは施術者が手首にブレスレット型電極を装着することで手技(ハンド)によるトリートメントに高周波を融合できる点が画期的です。CET(浅部加温)・RET(深部加温)など3種のRFモードを搭載し、脂肪層や筋肉層へのアプローチ深度を自在にコントロールできるため、顔からボディまで幅広い施術に対応します。価格は約374万円(税込)で業務用機器としては高価ですが、世界的トップブランドならではの性能と信頼性があります。以下では評価項目ごとにウィンバックを見ていきましょう。

  • 集客力:5/5
    世界的に実績のあるマシンというだけで高い信頼性があり、宣伝効果は抜群です。実際、ウィンバックは日本上陸後わずか1年で120台以上が導入されるなど急速に普及しました。多くのプロスポーツ選手やチームが使用していることから、「トップアスリートも認めた痩身マシン」としてアピールでき、好奇心旺盛な新規顧客の関心を惹きつけるでしょう。エステ利用者だけでなくスポーツ・美容医療分野でも評価された実績は、お店の信用力アップにもつながります。
  • 施術効果:5/5
    高周波による深部加温効果で脂肪燃焼と代謝向上を同時に促し、高い痩身効果が期待できます。ウィンバックはキャビテーションやHIFU、吸引など他の痩身機器に比べて痛みや刺激が少なく、お客様にとって快適な施術を実現しています。体の深部(インナーマッスルや内臓周辺)までRFエネルギーが届くため基礎代謝や免疫力の向上にも優れ、血行・リンパの流れを改善して肩こりや腰痛、冷え性の軽減、生理痛の緩和など健康面への効果も報告されています。施術中はじんわりと身体が温まりリラックスできるため、痩身目的だけでなく癒やし目的のリラクゼーションメニューとして提供できる点も強みです。
  • 導入実績:5/5
    フランスでは業務用RF機器の市場シェア70%以上を占めるとも言われ、現在では世界30か国以上で利用されるなどウィンバックはグローバルスタンダードな存在です。全世界で1日5万件以上もの施術にウィンバックが使用されているとのデータもあり(1万5千台稼働×1台あたり平均3~4件施術/日と推計)、その普及率の高さがうかがえます。日本国内でも『エステティック通信』誌が選ぶエステ業界ベストアイテム賞(痩身部門)を3年連続受賞し殿堂入りするなど、導入サロンからの評価も極めて高い機器です。導入店舗ではウィンバックを目玉メニューに据えて売上を伸ばした例も多く、実績面の不安はないと言えるでしょう。
  • コストパフォーマンス:4/5
    ウィンバック本体価格は約374万円(税込)と決して安くはありませんが、搭載機能や拡張性を踏まえると投資に見合った高い収益性が期待できる機器です。一台でフェイシャルからボディまで対応できる汎用性があり、付属アクセサリーを追加することで新メニューを次々取り入れられる拡張性の高さも魅力です。例えばオプションパーツを導入すれば、新技術が出てもマシン買い替え不要でサービスに反映できます。そのため長期的には機器更新コストを抑えられ、顧客を飽きさせないメニュー展開が可能です。唯一、購入後の集客支援(マーケティングサポート)が付属しない点には注意が必要ですが、技術セミナー等のフォロー体制は整っているため導入後の運用も安心です。総合的に見れば、ウィンバックは高額ながらもそれに見合うリターンを期待できる高コスパ機器と言えるでしょう。

Revcella(リブセラ)-エステティックプラズマ技術の再生美容機器

Revcella(リブセラ)本体。国内メーカーが独自開発したエステティックプラズマ技術を搭載

概要
リブセラはエターナル株式会社が開発・販売する国産の業務用プラズマ美顔器です。長年の美容医療研究からヒントを得て生み出された独自技術「エステティックプラズマ」を採用し、肌老化の根本原因にアプローチする再生美容トリートメントを可能にしました。プラズマとは固体・液体・気体に次ぐ物質の第4の状態(電離した気体)で、近年美容分野でも注目のエネルギーです。リブセラはこのプラズマ技術を応用し、従来の光フェイシャルやRFでは届かなかった肌深部(角質層)にまで働きかけて細胞を活性化し、シミ・シワ・たるみ・ニキビ跡といったエイジングサインを改善します。3種類のプローブ(ハンドピース)を使い分けてフェイスから頭皮ケアまで対応可能であり、特殊ステンレス素材を採用することで金属アレルギーのリスクも低減されています。税込308万円前後という価格設定で一般的なプラズマシャワー機器より高額ですが、それだけの価値がある最先端マシンとして注目されています。

  • 集客力:5/5
    リブセラは“これまでのエステでは不可能だった施術を可能にする”革新的マシンとして、エステ業界で大きな話題を呼びました。実際、エステティックプラズマ業界初の機器という希少性は強力な宣伝ポイントになります。エイジングケアに関心の高い富裕層や美容感度の高い顧客層に「最新理論の肌再生フェイシャル」として訴求でき、新規集客につながりやすいでしょう。リブセラ自体がビューティーワールドなどの美容見本市でベストアイテム賞を3年連続受賞し殿堂入りした実績もあり、その権威性は広告宣伝にも有効です。メーカー側でも導入サロン向けに新メニュー打ち出しや価格設定のアドバイスを行うなど手厚いサポートを提供しており、導入後の集客面もバックアップしてもらえます。総じて、最新美容を求めるお客様を呼び込むキラーコンテンツになり得る機器です。
  • 施術効果:5/5
    細胞レベルでの肌再生を謳うだけあり、その施術効果は非常に高い評価を得ています。リブセラは肌表面のケアに留まらず、プラズマエネルギーで角質層深くに働きかけて細胞そのものを活性化します。これによりコラーゲン産生やターンオーバーを促進し、シワ・たるみの改善や毛穴引き締めなど確かなエイジングケア効果を発揮します。従来のフェイシャル機器では浸透できなかった有効成分を肌の奥まで届けられるため、施術後の肌変化(ハリ・ツヤ感など)が速いことも特長です。さらにリブセラは頭皮ケア(スカルプ)にも対応可能で、薄毛や抜け毛予防の施術にも応用できます。医療分野レベルの安全設計でオゾン発生等のリスクも抑えられており、即効性と安全性を両立した高性能マシンと言えます。
  • 導入実績:4/5
    リブセラはここ数年で登場した新しい機器ながら、高価格にもかかわらず国内外のハイエンドサロンを中心に導入が進んでいます。国内メーカー製でアフターサポートが充実している安心感から、導入オーナーからの満足度も高く好評です。具体的な設置台数こそ公表されていないものの、美容業界誌の賞を連続受賞したり口コミで効果の噂が広まったことで、エイジングケアを強化したいサロンからの引き合いが増えています。競合としては、同じプラズマ技術を使った他社機器(例:韓国製の「プラズマシャワー」など)が存在しましたが、リブセラは独自技術で一線を画し評価を確立しました。今後さらに導入事例が増えることが予想され、業界のスタンダード機器の一つになりつつあります。評価を満点ではなく4としたのは、発売から間もないためウィンバックほどの長期実績がまだ蓄積されていない点を考慮しています。とはいえ既に各種アワード受賞や専門誌で多数取り上げられており、実績面の信頼度も十分高いと言えるでしょう。
  • コストパフォーマンス:3/5
    導入価格308万円(税込)前後は一般的なフェイシャル機器と比べても突出して高額であり、多くのサロンオーナーが購入を躊躇するポイントでもあります。ただしリブセラは従来の表面的なエステでは得られなかった高い効果により顧客単価アップやリピート率向上が見込め、導入によって施術効率や顧客満足度の飛躍的な向上につながるでしょう。またメーカーから専門インストラクターによる導入研修・経営支援が受けられるため、機器を使いこなして早期に投資回収する体制も整っています。初期投資の負担を平準化するため、月額4~5万円程度のリースプランを利用する選択肢もあります。以上を踏まえ、コストパフォーマンス評価は3点としました。価格の高さは否めませんが、それだけの価値ある差別化メニューを提供できる点で、予算に余裕があり高付加価値路線のサロンには検討する価値が十分あるでしょう。

NEQST(ネクスト)-痛みの少ない最新高速脱毛機

業務用脱毛機NEQST(ネクスト)のハンドピース先端。照射面を-4℃まで冷却し、ジェルなしでも痛みを抑えた脱毛が可能

概要
NEQST(ネクスト)は、国産の業務用美容ライト脱毛機です。最大の特徴は、業界で唯一「ジェル・保冷剤不要」を実現した先進の冷却機能で、照射面を常時-4℃まで冷やしながらIPL(光脱毛)を行う点にあります。その結果、施術前後に冷却ジェルを塗布・拭き取る手間が一切かからず、全身脱毛も約30分で完了する驚異的な高速処理を可能にしました。またハンドピースやフィルターの交換が不要な設計で、ジェル代や消耗品代もかからないためランニングコストが非常に低いことも魅力です。操作もシンプルでパワー調整のみの簡単設定、照射間隔も最短0.5秒とスピーディーなので、スタッフにとって扱いやすくサロン回転率の向上にも寄与します。NEQSTはその安全性と効果の高さから、業界団体である日本エステティック振興協議会の「美容ライト脱毛機器適合審査」認定機器にも選ばれており(国内で認定取得しているメーカーは数社のみ)、小学生から大人まで安心して施術できる脱毛機として信頼を集めています。価格は税込528万円(税別480万円)と高額ですが、その分高性能かつハイユーザビリティな総合美容機器の決定版と評価されています。

  • 集客力:5/5
    脱毛メニュー自体が老若男女問わず需要が高くサロン集客の柱になり得るものですが、NEQSTなら子供や男性客にも安心して施術できる点で他店との差別化が図れます。実際、小学生から始めるキッズ脱毛ニーズやメンズ脱毛市場の拡大により、異業種のサロン(ジムや整体院、美容室等)でも脱毛サービスを導入する例が増えています。NEQSTは痛みの少なさと安全性からそうした初心者層にも訴求しやすく、「痛くない高速脱毛」としてSNSやクチコミでも話題性があります。ジェル不要で施術時間が短いため予約枠を増やせる利点もあり、忙しい現代人にもアピール可能です。さらに業界団体認定というお墨付きの安心感は広告素材として強く、クリニック級の品質を謳うことで信頼性を重視する顧客の集客にもつながるでしょう。総合すると、幅広い層の新規顧客を取り込める集客力の高い脱毛機です。
  • 施術効果:5/5
    「痛みが少ないのにしっかり抜ける」確かな脱毛効果がNEQST最大の強みです。高透過性のキセノンフラッシュライトが肌に密着して照射されることでエネルギーを効率よく毛包に届け、安定した脱毛効果を発揮します。照射と同時に肌を冷却することで熱による痛覚を抑え、感じるのは「ほんのり温かい」程度の刺激で済むため、お客様はストレスなく施術を受けられます。また独自のダブルフィルター技術により、産毛のような細い毛や日焼け肌※にも対応でき(※炎症が収まった肌なら施術可)、VIOやヒゲなど痛みを感じやすい部位でも快適に脱毛できます。もちろん毛質・肌質を問わず効果を発揮するため、従来難しかった色黒肌や白髪混じりの毛にもアプローチ可能です。施術後の仕上がりも良好で、肌へのダメージが少ない分、美肌効果(毛穴の引き締まりやくすみ改善)も期待できます。総じて、顧客満足度の高い結果を出せる最先端脱毛機と言えるでしょう。
  • 導入実績:4/5
    日本エステティック振興協議会認定という信頼性から、大手サロンを中心にNEQSTの導入が進んでいます。国内メーカーによる品質管理や1年保証・定期点検などのアフターサービスも充実しており、サロン側も安心して長期運用できる点が評価されています。実際、脱毛機選びで「安全性と効果」を重視するサロンにとってNEQSTは有力な選択肢となっており、エステや脱毛専門店のみならず美容クリニックや理容室での採用例も出てきています。一方で価格が高めなことから、小規模サロンや新規開業予定者にとってはややハードルが高く、導入数では低価格帯の海外製脱毛機が依然として多い現状もあります。そのため評価は4点としました。しかし業界全体で安全基準遵守の機運が高まる中、NEQSTのような認定機器へのシフトは今後加速すると考えられます。高品質志向のサロンオーナーから支持を集め、着実に実績を伸ばしている注目機種です。
  • コストパフォーマンス:4/5
    NEQSTの税抜価格480万円(税込528万円)は脱毛機としては最高クラスですが、ランニングコストの圧倒的低さによって十分カバーし得ます。【ジェル代が一切不要】、ハンドピース交換やフィルター交換も不要、消耗品コストがほぼゼロと、運用面で他機にない経済性を発揮します。また施術時間短縮による回転率アップで1日あたり対応できるお客様の人数を増やせるため、売上効率も向上します。仮に他の低価格機を導入しても、ジェルや消耗品に毎月数万円かかったり、施術に倍の時間がかかって客数をこなせなければ、結果的な収益はNEQSTに劣る可能性もあります。NEQSTは初期投資こそ大きいものの、長期的には安定した集客と収益が見込めるハイコスパ機器と言えるでしょう。導入時にはメーカーや代理店によるリースプランの活用や、既存機からの買い替え支援策などを検討すると資金負担を抑えられます。

プラズマスター(PlasmaStar)-ハンドプラズマ×EMSの次世代美顔器

プラズマスター本体と施術イメージ。「プラズマ+EMS+手技」を融合した新発想のフェイシャル機器

概要
プラズマスターは2024年に登場した最新の業務用美容機器で、プラズマEMS(Electrical Muscle Stimulation)を同時に活用した独自の「ハンドプラズマメソッド」を採用しています。施術者が特殊な導電性グローブを装着し、指先からお客様の肌に直接プラズマエネルギーとEMS電流を流すことで、従来にない速さと効果でトリートメントを行うことが可能です。つまり「プラズマ+EMS+手技」の融合により、肌表面だけでなく筋肉や神経にもアプローチしながら、お悩みの根本原因に働きかけます。具体的にはプラズマで細胞間電位を整え肌の自己再生力を高めつつ、EMSで表情筋を心地よく刺激しリフトアップ効果を狙う仕組みです。グローブ型の利点は五指すべてからプラズマを照射できるため一度に広範囲をケアでき、施術時間の大幅短縮とムラのないアプローチを実現した点にあります。従来のプローブ式EMSにありがちだったピリピリ感もなく、リラクゼーション効果の高い心地よい施術となっています。プラズマスターは2024年のビューティーワールドジャパン(美容見本市)で新製品として発表され、「他店と差別化できる次世代マシン」として注目度急上昇中の話題機器です。メーカー希望価格は公開されていませんが、問い合わせベースでサロンごとの導入プランに応じた提案がなされるようです(当社経由での特典ありとの記載もあり)。高価な部類ではありますが、そのぶん最新テクノロジーによる多彩な効果を備えたオールインワン美顔器となっています。

  • 集客力:5/5
    プラズマスターはまだ導入サロンが少ない最新鋭機であるため、「国内でも希少な最先端フェイシャル」を売りにできる絶好のタイミングです。ビフォーアフターの結果写真を見るとシワやたるみの劇的な改善が短時間で得られるケースもあり、SNS映えもする施術として話題づくりができます。また、「プラズマフェイシャル」自体が目新しいキーワードで興味を引けるうえ、EMS併用で小顔効果も高いとアピールすれば幅広い年齢層の顧客を誘引できるでしょう。メーカー側も「今がチャンスです!」とうたっているように、他店に先駆けて導入することで差別化を図り、地域の人気サロンとして認知を高めるチャンスです。導入店では新メニュー発表時に地域情報誌やSNSで積極的に宣伝し、新規顧客の来店増につなげているケースがあります。プラズマスターはまさに集客の切り札となり得る革新的マシンです。
  • 施術効果:5/5
    「圧倒的な結果スピード」を謳うプラズマスターは、その名のとおり施術効果も非常に高い水準にあります。プラズマの作用で肌細胞の電位バランスを整え、細胞エネルギーを増幅することで肌の自己治癒力・免疫力を高めてエイジングサインを改善します。さらにグローブ型EMSで表情筋やリンパに直接働きかけるため、むくみの解消やリフトアップ効果も即座に得られます。プラズマとEMSを同時出力できる点も他に例を見ない特徴で、肌の浅い層から深部まで一挙にアプローチが可能です。例えば施術20分程度で「シミ・シワの改善とフェイスライン引き上げ」を同時に叶えることもでき、お客様からは“一度で色々な効果を実感できて嬉しい”という声が聞かれます。施術中もグローブ越しのハンドトリートメントでリラックスでき、「痛みゼロで心地よい施術なのに効果が高い」と満足度も上々です。美肌ケアと小顔ケアを同時に行える点で従来機を凌駕しており、総合的な施術効果は満点評価に値するでしょう。
  • 導入実績:3/5
    今年リリースされたばかりの新機種ということもあり、現時点での導入店舗数は限定的です。まだ市場に出回って間もないため認知度は発展途上ですが、そのぶん導入サロンが地域で唯一無二の存在になれるメリットでもあります。早期導入したサロンでは既に「プラズマスター体験モニター募集」など打ち出して新規客獲得に成功しているケースもあります。メーカーも導入第1号店の成功事例を公式ブログ等で紹介し、フォローアップに力を入れている印象です。導入実績に不安がある場合は、実機デモ体験を通じて効果を自ら確認したり、販売代理店から他店の導入事例や集客データを提供してもらうと良いでしょう。今後、同種のプラズマ複合機が増えてくれば競争環境も変わりますが、2025年現在ではプラズマスターの競合は自社以外にほとんど存在せず、市場を開拓していける立場です。以上より、実績評価は控えめに3点としましたが、これは新製品ゆえのスコアであり、将来的には高実績機器の仲間入りを果たす可能性が高いでしょう。
  • コストパフォーマンス:3/5
    プラズマスターは価格非公開なものの、おそらくリブセラ同等かそれ以上の高価格帯と推測されます。しかし1台でプラズマ美顔+EMS筋肉刺激の両方を提供できる点を考えると、別々の機器を導入するより経済的とも言えます。例えば従来なら高周波や超音波導入、美顔EMSなど複数台必要だったメニューがプラズマスター1台で済むため、機器導入コストの集約効果があります。また施術時間が短く回転率が良いこと、そして結果が出やすく単価の高いコース設定が可能なことから、収益性は高いです。メーカーも導入時に集客ツールやキャンペーン支援を用意しており、早期に投資回収できるようサポートしています(導入講習で効果的なメニューや価格設定を指導し、導入後も技術指導・質問対応を随時行う体制あり)。さらに万一機械トラブルがあった場合にも迅速な駆けつけメンテナンスを行うなど手厚いサービスで、ダウンタイムを最小限に抑えてくれます。こうした運用面の安心感も含めればコストパフォーマンスは悪くありません。ただしリース等の選択肢は限られる可能性があり、初期費用負担はどうしても大きくなるため評価は3点としました。導入を決める際は、自サロンの客層や提供メニューとのマッチ度、そして資金計画を十分検討した上で判断すると良いでしょう。

その他の注目機器と導入のポイント

上記4機種以外にも、2025年現在エステ業界で注目を集めている美容機器があります。特に話題なのが複合型エステマシンの台頭です。例えば株式会社NBSの「Secret Mes(シークレットメス)」は、1台でキャビテーション・RF・EMS・吸引・LED・エレクトロポレーション・サーマルフラクショナル(HIFU代替技術)という計13の機能を搭載し、頭皮から足先まで全身ケアを実現する多機能痩身美顔機です。6種類のハンドルを付け替えることでフェイシャルとボディの両方に最適な施術を提供でき、省スペースかつ高コストパフォーマンスを実現したとして人気を博しています。実際、複数の専用機を揃えなくてもSecret Mes一台で豊富なメニュー展開ができるため、開業時の初期投資を抑えたいサロンや施術スペースに限りがある店舗にとって魅力的な選択肢となっています。本体価格も約252万円(税込)と上記の単機能ハイエンド機に比べれば手頃で、導入後の経営サポート・広告支援まで付属している点も初心者に優しいポイントです。実績面でも、「シークレットメス」名を冠した痩身エステメニューが高い人気を集めており、集客・売上アップに大きく貢献しているとの報告があります。ただし多機能ゆえに使いこなしが難しい一面もあり、導入時にはメーカーの研修でしっかり操作法を習得することが重要です。

複合型マシン以外にも、注目技術としてHIFU(ハイフ:高密度焦点式超音波)やクライオ(脂肪冷却)を採用した機器、あるいはEMSによる筋肉刺激特化型マシン(いわゆる“寝たまま筋トレ”系)などが人気を集めています。HIFUは本来医療行為に分類されるためエステ用途では出力を抑えた機器が中心ですが、お顔のリフトアップや部分痩せニーズに応えるメニューとして根強い需要があります。ただし類似効果を狙えるサーマルフラクショナルRF(前述のSecret Mesにも搭載)など、安全面に配慮した新技術へシフトする動きも見られます。一方、クライオ式の痩身機は皮下脂肪を凍らせて除去する先進メソッドで、一部の痩身専門サロンで導入が進んでいます。さらに近年は高出力EMSで筋肉にアプローチする機器(例:腹筋を鍛えるマシン)がフィットネス業界と融合する形で登場しており、エステにおいてもボディメイクメニューとして注目されます。

導入のポイント: 美容機器選びで重要なのは、自サロンのコンセプトやターゲット顧客に合った機器を選定することです。例えば、「痩身専門で差別化したい」のか「アンチエイジングケアを充実させたい」のか、「トータルで幅広いメニューを提供したい」のかによって最適な機器は変わります。また機器の信頼性やアフターサポートも重視すべきポイントです。海外製の格安機に飛びついてトラブル対応に苦慮するケースもあるため、実績あるメーカー・正規代理店から購入し、保証内容や研修体制を確認しましょう。実際、リブセラやプラズマスターのようにメーカーが導入後の研修・集客支援まで行ってくれるケースでは、スタッフの技術習得が早まり施術クオリティが安定します。一方でウィンバックのように機器性能は優秀でもマーケティング支援が付かない場合は、自社で効果的なPR戦略を練る必要があります。いずれの場合も、導入前のデモ体験や他店事例のリサーチは欠かせません。可能であれば実際に機器を試し、施術効果や操作感を自分で確かめた上で判断しましょう。また初期費用が負担であればリースや分割払いの検討、既存機下取りサービスの活用なども選択肢に入れて計画を立てることをおすすめします。

おわりに

エステサロン向け美容機器の世界は日進月歩で、新しい技術やマシンが次々と登場しています。WINBACKのように世界的ブランドとなった高周波痩身機から、リブセラプラズマスターのような最新理論に基づく美顔器、そしてNEQSTのような高性能脱毛機まで、2025年現在は魅力的な機器が豊富に揃っています。それぞれに強みや適した活用法があり、本記事で述べたように集客力・効果・実績・コスパの観点で特徴を把握することが大切です。機器導入は大きな投資ですが、適切な選択と運用によってサロン経営にもたらすメリットは計り知れません。ぜひ最新情報を参考に、自サロンにピッタリの一台を見極めてください。導入後はメーカーのサポートも活用しつつ、新メニューを上手にPRして集客アップと顧客満足度向上につなげましょう。お客様に愛され、長く通っていただけるサロン作りの鍵は、時代のニーズに合った美容機器の活用にあると言っても過言ではありません。あなたのサロンに最適な機器との出会いが、さらなる繁盛への一歩となりますように。

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この記事を書いた人

イレブンのメディア事業部は、美容業界の最新トレンドや製品情報を取材・編集し、自社メディアやSNSで分かりやすく発信。サロン経営者とエンドユーザーを繋ぐ情報ハブとしてブランド価値と売上向上を継続的にサポートします。

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