おうちサロン|自宅サロンのネーミングはとても大切!繁盛するためのポイント3つ

近年、開業するための敷居が低いことから、おうちサロンという形式で開業をする方が増えてきています。

おうちサロン開業の事前準備には様々なものがありますが、意外と軽視されがちなのがおうちサロンの「ネーミング」です。

何も考えずに自分が気に入った名前をつけると、大きな落とし穴にハマってしまうかもしれません。

この記事では、避けた方がいい名前やサロン名を決めた後にするべきことなどをご紹介します。

サロン名は一度決めるとなかなか変えづらいので、これから決める方は必ずチェックしてくださいね!

おうちサロンの『ネーミング』が大切な理由

おうちサロンを開業するにあたってなぜネーミングが大切なのでしょうか。2つのポイントから解説します。

一度決めたら簡単には変更ができないから

おうちサロンのネーミングはいわば、会社にとっての屋号と同じようなものです。

そのため、一度決めてしまっては後から変更することは容易ではありません。

なぜなら、おうちサロンの名前に基づき、ホームページを作成したり、集客用ツールやPOPを作成することが多いからです。

これらの作成が完了した後に、気が変わって名前を変えたいと思っても、全て作り直しになってしまいます

このように、一度決めた名前を後から変更することでコストと時間がかかってしまうため、ネーミングは非常に大切なのです。

名前でどういったお店かイメージされるから

おうちサロンはその性質上、お店に関する情報の全てが表に出ているわけではありません。

とくに住所や店長の氏名などは、防犯面から表に出したくない人が多いでしょう。

そのような中で、限られた情報からお客様はサロンがどういったお店かイメージする必要があります。

その際にサロン名がとても大切になってくるのです。

提供しているサービスがイメージできるようなサロン名であれば、お客様もイメージしやすいですよね。

意味も読み方もわからないような英語の店名などであった場合は、どのようなお店か全くイメージすることができません

情報が限られているからこそ、サロンの広告塔とも言えるサロン名は非常に大切なのです。

避けた方がいいおうちサロンの名前とは?

それではどういったサロンの名前は避けた方がいいのでしょうか?

4つの避けた方がいい名前をご紹介します。

– 避けた方がいいおうちサロンの名前 –

  1. 英語表記で読めない
  2. 文字数が長い
  3. 他に似た名前のサロンがある
  4. 自分の名前をサロン名に含める

英語表記で読めない

サロン名を決める際に、「おしゃれな店名にしたい」という思いから英単語や外国語をもじって店名にするケースは多いです。

確かにおしゃれなイメージを与えるのですが、お客様が読めなければ意味がありません

読めないからには覚えてもらうことが難しく、リピーターにもつながりにくいでしょう。

英語表記の場合は、誰でも理解して読めるような名前にしてください。

お客様が読みにくいかもしれないことを考えると、カタカナやひらがななどを用いた方がいいでしょう。

文字数が長い

お客様がおうちサロンの存在を知って興味を持った場合、多くはwebサイトなどを検索しようとします。

その際、店名が長くてはタイピングを失敗してしまい正しいwebサイトに辿り着かないということも考えられます。

せっかく興味を持ってもらったのに、文字が長かったためにwebサイトを探すことを断念されてしまうと非常にもったいないですよね。

なるべく10文字以内に抑えましょう。

他に似た名前のサロンがある

自分がつけようと思ったサロン名と似たようなサロン名のサロンがすでにある場合は、注意が必要です。

名前が似ていてかつ近くに存在していた場合は、間違って問い合わせられてしまいお客様を逃してしまうことにもなりかねません。

また、webサイトで検索した際に似た名前がヒットすると、ここでもお客様が勘違いしてしまい他店のサロンをチェックしてしまう可能性があります

なるべくサロン名はユニークな名前にしましょう。

自分の名前をサロン名に含める

有名人や著名人が自分の名前を全面に出してサロンの名前にしているところが目立ちますが、あれは有名だからこそ成立します。

今まで実績もなく無名の状態でサロン名に自分の名前をつけても、ほとんど意味がありません

また、サロン名がきっかけで周囲におうちサロンを開業していることがバレてしまうこともあり得ます。

自宅でサロンを開業していることを大っぴらにしたくない場合は、サロン名に自分の名前を含めるのはやめた方がいいでしょう。

繁盛するおうちサロンのネーミングポイント3つ

繁盛するおうちサロンに共通するネーミングにはどう行ったポイントがあるのでしょうか。
3つのポイントをご紹介します。

- 繁盛するおうちサロンのネーミングポイント -
  1. サロン名からサービスがイメージしやすい
  2. 覚えやすい
  3. SEO対策を意識する

サロン名からサービスがイメージしやすい名前

サービスのイメージがつきやすい名前のサロンの方がお客様の来店率が上がります。

たとえば、エステサロンですとよくあるのは「美」「ビューティ」「スパ」などの表現が用いられることが多いです。

これらのワードが含まれている場合、「エステサロンかな?」とイメージがつきやすいかと思います。

こういったように、自分が開業したいサロンのサービスが連想されやすい名前にしてください。

覚えやすいネーミングにする

サロン名がキャッチーでインパクトに残り、覚えやすい名前であったらお客様の印象にも残りやすいです。

同じ形態のサロンが他にあったとしても、自分のサロンが選ばれやすくなります。

また、サロン名が覚えやすいと「またあの〇〇というお店に行こう」とリピートに繋がったり、口コミをする際にも相手に伝えやすくなったりします

キャッチーでインパクトのある名前を決めることは簡単ではありません。

しかしながら、ネーミングは非常に大切なので時間をかけて決めるようにしましょう。

SEO対策を意識する

SEO対策とは、webサイトで自分のサイトを上位表示させるための対策を指します。

おうちサロンの場合でもSEO対策は重要です。

たとえば、地域のエステサロンを検索したい場合は、「銀座 エステサロン」と検索することが多いでしょう。

検索エンジンにヒットするサロン名の多くには「銀座のエステサロン〇〇」と、地域名が含まれていることが多いです。

SEO対策も視野に入れた上で開業するのであれば、Webサイトのサブタイトルという形で地域名を含めることも効果的です。

おうちサロンのネーミングに迷ったら

おうちサロンの名前を決める上でどうしても悩んだり迷ってしまうことはあるかと思います。

その際におすすめな方法をご紹介します。

- おうちサロン名の決め方 -
  1. 占いを活用する
  2. ホットペッパービューティーで他のサロンの名前を見る

占いを活用する

「おうちサロンのネーミングで候補を2つに絞ったけどどちらにするか決められない」という場合は占いに頼ることも時には大切です。

おうちサロンのネーミングに特化した占いなどもあり、画数やタロットなどを利用してネーミングがおうちサロンを成功に導いてくれるかどうかを判断してくれます。

あくまで占いですので絶対的に信頼するのは良くないですが、判断に迷った時の選定基準の一つとして活用する分には問題ないでしょう。

人は迷った時には何かの後押しを求めるものです。それが占いであったとしても問題はありません。

ホットペッパービューティーで他のサロンの名前を見る

「サロン名の候補すら全く思いつかない」という場合は、他のサロン名からアイデアやフィーリングを得ることも大切です。

その際はホットペッパービューティーなどのサロンがたくさん掲載されているポータルサイトを利用するとよいでしょう。

他のサロン名を眺めていると「こんな名前あったんだ」「あ、このサロン名好きかも」というサロンが見つかります。

もちろんそのまま真似ることは絶対ダメですので、あくまで参考程度にとどめるようにしましょう。

また、悩みすぎてひたすらサロン名を眺め続けるというのも良くありません。

思考が停滞してしまい、何がいいのかどの名前がいいのか全くわからなくなってしまいます。

そういう時は外に散歩に出るなどして、リフレッシュすることも大切です。

リフレッシュしている時に良いアイデアが浮かぶということは多いので、考えに煮詰まった際は意図的にリフレッシュしましょう。

おうちサロンの名前を決めたら商標登録をしよう

おうちサロンの名前を決めたら必ずしなくてはいけないことは、『商標確認・商標登録』をすることです。

せっかくサロン名を決めても、すでに他の人によって商標登録されているケースは少なくありません。

商標登録されている名前をサロン名にしてしまうと、突然変更を命じられたりすることもあります。

そういった事態を避けるためにも、他店舗で使われていないかどうかを特許情報プラットフォームなどを利用して確認してください。

誰にも使われていないことが確認できたら、次はあなたのサロン名を商標登録しましょう。

商標登録と聞くと敷居が高そうに聞こえますが、自分のサロンを守る意味でもしっかり登録することが大切です。

「商標登録してあるサロン名」ということはお客様の安心感につながることも多いです。

まとめ

おうちサロンを開業するにあたって、サロンのネーミングは非常に大切な理由がわかったかと思います。

どんなにサービスや提供内容が優れていても、ネーミングに失敗したためにお客様が来店してくれなくては意味がありません。

しっかりと時間をかけ、繁盛しやすいサロン名をつけるようにしましょう。

 

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