自宅サロンの内装を考えるとき、カーテンのデザインは重要なポイントになります。
なぜなら、カーテンは部屋の雰囲気を大きく左右するアイテムだからです。
この記事では、おうちサロンのカーテンが重要な理由や選ぶときのコツ、購入方法を紹介します。
カーテンをオシャレに取り入れているサロンの事例も紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
自宅サロンの内装でカーテンが重要な3つの理由
おうちサロンの内装を考えるとき、カーテン選びは重要なポイントです。
自宅で使用しているカーテンがサロンのコンセプトに合うものであればかまいませんが、少しでも違和感がある場合は新調しましょう。
おうちサロンの内装でカーテンが重要な理由は主に3つあります。それぞれの大切なポイントは以下の通りです。
– おうちサロンにカーテンが重要な3つの理由 –
- 非日常的な空間に演出できる
- お客様のプライバシーを守れる
- 室温のコントロールや省エネに役立つ
非日常的な空間に演出できる
おうちサロンは自宅の一室で営むことがほとんどです。そのため、部屋の中だけでなく、窓から見える景色にも注意が必要です。
お客様が窓に視線をうつした際に、外の景色を目にして現実に引き戻されることを防ぐためにもカーテンは必要なアイテムです。
サロンに使用する部屋だけでなく、玄関や廊下、洗面所など生活感が出やすい場所にカーテンを使用することも非日常的な空間の演出に欠かせません。
お客様のプライバシーを守れる
おうちサロンで提供するサービスによっては、お客様のお着替えが必要な場合もあります。
その際、レースや薄手のカーテンだとお客様は外からの視線が気になってしまいます。
お着替えのときは、遮光カーテンがあればお客様のプライバシーを守ることが可能です。
また、明るい中で着替えることに抵抗を感じる方にも安心してご利用いただけます。
窓辺のカーテンは室温のコントロールや省エネに役立つ
外気に直結している窓の場合、カーテンを1枚用意するだけで部屋の温度のコントロールに役立ちます。
冬は冷気の侵入を防ぎ、夏は直射日光による気温の上昇を防ぐ効果もあります。
エアコンの効きもカーテンがあるとスムーズなので、省エネにも一役買ってくれます。
ただし、冬場は結露によるカビが発生する場合もあるので、衛生面には気をつけましょう。
おうちサロンの内装を考えるときは、デザインだけでなく、お客様が快適に過ごせることやサロンの経費について考えることも大切です。
そうした点からも、カーテンは内装を考えるときに重要なポイントになります。
自宅サロンのカーテンを選ぶときに気をつける4つのポイント
おうちサロンのカーテンを選ぶとき、最も大切なことは「サロンのコンセプトとカーテンの雰囲気を合わせること」です。
カーテンは部屋全体の雰囲気を決める重要なアイテムです。
そのため、カーテンは慎重に選ぶ必要があります。カーテンを選ぶときに気をつけたいポイントを4つ紹介します。
- おうちサロンのコンセプトに合わせる
- 壁紙とカーテンはセットと考えてコーディネートする
- カーテンの明るさや機能を上手に利用する
- 和室の場合は、ロールカーテンやブラインドがおすすめ
カーテンのデザインはおうちサロンのコンセプトに合わせる
サロン室内の雰囲気はカーテンや大きな家具で決まります。
部屋の面積を占める割合が高いアイテムこそ、しっかりとコンセプトに合ったものを選びましょう。
ただし、個性的過ぎる柄や派手過ぎる色遣いだと視覚的に落ち着かない空間になってしまいます。
お客様が落ち着いてリラックスできることを考慮したうえで、コンセプトに合った空間をつくりましょう。
壁紙とカーテンはセットと考えてコーディネートする
カーテンは壁紙と一緒に視界に入ります。そのため、壁紙とカーテンの組み合わせが部屋全体のイメージをつくります。
窓の面積が大きい場合は、壁紙と同系色のカーテンを選ぶと部屋全体を広く見せることが可能です。
逆に、窓の面積が小さい場合はカーテンの色や模様をアクセントに使うことで部屋に広がりがうまれます。
ほとんどのお客様は、開放的な空間を好みます。そのため、壁面は色を多用するよりも、スッキリまとめるほど印象が良くなるでしょう。
カーテンの明るさや機能を上手に利用する
カーテンの素材によって部屋の明るさは大きく変わります。
まず、部屋全体を明るくしたいなら、自然光を通す薄手のレースカーテンがおすすめです。
とくにヘアサロンやネイルサロンのように自然光で仕上がりを確認した方がいい場合は、薄手のレースカーテンが良いでしょう。
また、お料理教室やハンドメイド教室のように生徒さんが写真撮影を行う場合も、自然光が入るカーテンがおすすめです。
逆に、リラクゼーションサロンのように薄暗い部屋で施術を行う場合は、厚手のカーテンで部屋全体を暗くすることをおすすめします。
お着替えの最中だけでも遮光カーテンにすれば、お客様のプライバシーを守ることができます。
また、集合住宅でサロンを開く場合は防音効果のあるカーテンを視野に入れて選ぶこともポイントです。
和室の場合はロールカーテンやブラインドがおすすめ
おうちサロンを和室で開業する場合は、カーテンよりもロールカーテンがおすすめです。
和室の雰囲気を残しつつ、モダンな空間にイメージチェンジすることができます。
最近は、つっぱりタイプのブラインドもあるので、部屋の明るさを調節したい場合はとくにおすすめです。
お客様の年齢層やサロンのコンセプトに合わせて雰囲気を自由自在に変えることができる和室こそ、カーテンを慎重に選ぶことが大切です。
おうちサロンのカーテンが買える! おすすめの通販サイトと実店舗
おうちサロンの開業に向けてカーテンを購入する場合、イメージ通りのカーテンを購入できるお店がどこにあるのか悩みます。
カーテンは通販サイトでも、実際の店舗でも購入できます。
ネット通販でもサンプル生地を取り寄せることもできますが、店頭で生地を見た方が素材や質感をしっかりと確認できます。
逆に、ネット通販は店舗より商品数が豊富なことが多く、営業時間を気にせずにいつでも購入することができます。
ご自身の状況に合わせて、購入先は使い分けるといいですね。カーテンを買うのにおすすめの通販サイトと実店舗を4つ紹介します。
おしゃれなカーテンが豊富│MUTUKI
通販サイトと実店舗をもつインテリアショップです。カーテンの取り扱いがメインなので、商品数が豊富です。
公式サイトにはおしゃれなカーテンの写真が並んでいるので、見ているだけでサロンのイメージがわいてきます。
通販で購入した商品は、全品送料無料なのも嬉しいところです。カーテンの他に壁紙やラグの取り扱いもあるので、部屋全体をコーディネートできます。
▶︎ MUTUKI公式サイト
大人の女性に向けたデザインが揃う│カーテン通販専門店インズ本店
大人の女性が好むエレガントなデザインを多く扱う通販サイトです。
スタッフが全員女性のため、女性が好むデザインを豊富に取り揃えています。
「大人女子」「エレガント」「アンティーク」をコンセプトにしたサロンのカーテン選びにおすすめです。
お部屋のテイスト別にカーテンを選ぶこともできるので、ネットショッピングに慣れていない方でもお気に入りのデザインを探しやすくなっています。
ロールスクリーンのオーダーにも対応│カーテン通販専門店のカーテンズ
福井県福井市にショールームを構えるカーテン通販サイトです。
1㎝単位でオーダーできるカーテンが500種類近くあるので、窓のサイズを気にすることなく商品を選ぶことができます。
カーテンと同じ生地でロールスクリーンをオーダーできるのも大きな特徴です。
和室をサロンにする場合や、廊下の壁にアクセントが欲しいときに、頼りになる存在になるでしょう。カフェカーテンやのれんの取り扱いもあります。
全国に実店舗がある安心感│ニトリ
おなじみの家具ブランドです。ニトリのカーテンの特徴は種類が豊富なことです。
オーダーカーテンの評判も高く、様々なメディアで取り上げられています。
通販サイトだけでなく実店舗が全国にあるため、安心して購入できます。
400種類以上のデザインが用意されているオーダーカーテンはデジタルカタログで、じっくりと検討することも可能です。また、ブラインドも1cm単位のオーダーメイドを行っています。
▶︎ ニトリ公式サイト
オシャレなカーテンのあるおうちサロンを紹介>
おうちサロンの雰囲気を大きく左右するカーテンですが、カーテン自体の印象と実際に使用した部屋全体の雰囲気が異なる場合もあります。
すでに開業中のおうちサロンで、どのようなカーテンを使用しているのかを紹介します。
実例を参考にすることで、よりスムーズにカーテンを選ぶことができます。
画像出典元:RoomClip
薄いブルーのカーテンが、アンティーク調の室内のアクセントになっています。
カーテンを部屋全体のアクセントに使う場合は、離れた場所からイメージを確認することがおすすめです。
画像出典元:RoomClip
白い壁に小さな窓が並んでいる室内。天井とベッドの色に合わせたカーテンを用意することで違和感なく部屋に馴染みます。
スクリーンタイプのカーテンは窓辺がスッキリとし、部屋全体を広く見せてくれます。
画像出典元:RoomClip
カーテンの重ね使いがオシャレです。
サロン室内を薄暗くしたい場合、写真のように存在感のあるカーテンで動きをつけることで、薄暗い中でも明るい雰囲気を足すことができます。
壁全体とカーテンの統一感があるコーディネートです。
モノトーンのストライプを選ぶことで、すき間から自然光を取り入れることに成功しています。
ストライプの幅は広い方が採光に向いています。
画像出典元:RoomClip
カーテンの色味と面積のバランスが絶妙です。
お客様をお出迎えしている最中にカーテンの開閉を行う場合は、どちらの状態でも圧迫感がない色やデザインのカーテンを選ぶことが重要になります。
まとめ
おうちサロンの内装を考えるにあたって、カーテンは重要な役割を果たします。
自宅で使用しているものを使うのではなく、サロンのコンセプトに合ったデザインのカーテンを用意しましょう。
その際、デザインだけでなくカーテンの素材や機能も上手に取り入れることで、サロンの運営がスムーズにいくこともあります。
カーテンはネット通販でも実店舗でも購入できます。
その際は、すでに開業されているおうちサロンのインテリアを参考に、ご自身のサロンに合うカーテンのイメージを具体的に描いてから購入することをおすすめします。
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