おうちサロンで必要な売上管理を解説!おすすめの会計ソフトも紹介

おうちサロンを開業すると、日々の売上管理は必須になります。

経営状況を把握するのはもちろんのこと、確定申告の際にも必要になります。

しかし、いきなり売上管理と言われても難しそうで何から初めて良いかわからないですよね。

そこでこの記事では売上管理に必要な項目やおすすめの管理方法を紹介していきます。

おうちサロンの売上管理に必要なもの

おうちサロンの売上管理をする中で必要な情報は下記の通りです。

  • 日付
  • 受けたメニュー
  • 金額
  • 支払い方法

特に難しい項目はありません。

この項目は確定申告の際にも使用しますので、忘れずに記録しておきましょう。

またおうちサロンの状況を把握するためにも下記の項目を一緒に記録しておくと、より詳しく把握できます。

  • 集客媒体(新規のお客様の場合)
  • 来店回数
  • メニュー提供時間

それぞれ解説していきます。

集客媒体

初めて来たお客様が何を見ておうちサロンに来店したのかを記録します。

おうちサロンを運営していく中で、新規のお客様を獲得することは非常に重要です。

特に広告費をかけたものに対して、どれくらいの効果があったかを測定しましょう。

効果がある施策がわかれば、そこに投資ができます。

来店回数

来店回数は、お客様が何度目の来店かを記録します。

いわゆる「リピート率」がわかります。

初めて来たお客様が多くても、リピーターがいなければ常に新規集客をしなければなりません。

そうすると広告費を常に払い続けなければいけないので、結果的におうちサロンの利益が増えないということになりかねません。

そのため来店回数をしっかりと計測して、お客様が満足してもらえているかの指標にしましょう。

メニュー提供時間

メニューの提供時間はお客様が来店してから、帰るまでの時間を記録します。

これを記録することで1日の稼働時間が把握できます。

同じ10,000円の稼ぎでも、1時間の稼働と5時間の稼働では営業時間内の余裕が変わってきます。

広告費を使って新規集客をするべきなのか、広告費は削りリピーターのお客様だけで運営できるのかの判断材料になります。

そのため、これからのおうちサロンの戦略を決めるためにもメニューの提供時間を記録しておきましょう。

日々の売上管理の方法

日々の売上管理の方法はいくつかあります。一般的に行われているのは下記の方法です。

– 売上管理の方法 –

  1. 手書き
  2. エクセル
  3. クラウド会計

それぞれのメリットやデメリットなども含めて紹介していきます。

手書き

一番簡単なのは手書きで売上管理をする方法です。

必要な項目を上から順番に記載していくだけなので、紙とペンさえあれば誰でも可能です。

特別な準備もなく手軽にできるのが手書きで売上管理をするメリットです。

デメリットは売上管理の用紙を保存しておかないといけない点と、集計に時間がかかる点です。

売上管理の用紙は確定申告の際にも使用するので、記入した用紙はしっかりと保存する必要があります。

1枚でも無くすと、実際の売上と売上管理の金額が合わなくなるので大変です。

また手書きで売上管理をすると集計が大変です。

エクセルやクラウド会計であれば、すぐに集計できるものが1つずつ数えたり計算しないといけないため、お客様が増えると労力が増えます。

そのため手書きでの売上管理は、開業したてや副業でまだお客様がいない人におすすめです。

エクセル

エクセルで売上管理をするメリットは汎用性高さです。

自分で必要な事項を、入力しやすいフォーマットで作成できます。

そのため作り込めば集計などの手間もなく計算できます。

デメリットは作り込まないといけない点です。

汎用性が高い分、どの項目が必要で、どの項目が不要なのか、またどの順番で入力すると楽なのか全て自分で決めて表を作成しなければなりません。

集計を自動化しようとすると、少し複雑な知識も必要になってきます。

そのため、エクセルなどで表計算の作成に慣れている人におすすめです。

クラウド会計

クラウド会計はインターネット上にデータを保存して会計ソフトで売上管理をする方法です。

既に決まったフォーマットがあり、入力するだけなので簡単に操作ができます。

また、そのまま確定申告までできるソフトが多いため、確定申告時に自分で書類を作成したりする手間が省けます。

クラウド会計ではパソコンだけではなくスマートフォンやタブレットでも操作が可能です。

そのため、どこにいても作業ができたり、売上状況を確認できます。

しかし、月額料金がかかる可能性がある点はデメリットです。

無料で使えるものもあるますが、中には有料のソフトや、必要な機能を使うには月額料金を支払わないといけないものもあります。

おうちサロンの売上管理の規模であれば、そこまで大きな金額ではありません。

また手間が大きく減らせるので、月額の料金を支払って導入しても損は少ないです。

売上管理をするメリット

売上管理をする1番のメリットはおうちサロンの運営状況を把握できる点です。

しっかりと売上管理を行うことによって、目標に対しての現在地がわかります。

目標に届きそうになければ、そこから新たに戦略を立てられますし、順調であれば現在行っている施策を進めていけば良いです。

これからの運営方針を決めるためにも、しっかりと売上管理をして、実際の数字をベースに戦略を練っていきましょう。

売上管理ができる会計ソフトを紹介

次に実際に売上管理をする際におすすめの会計ソフトを以下の3つ紹介します。

– 売上管理ができる会計ソフト –

  1. freee
  2. マネーフォワードクラウド
  3. やよいの青色申告オンライン

それぞれの特徴を紹介していきます。

freee

freeeは、クラウド会計の最大手で、最もユーザー数が多いです。

そのためユーザーからのフィードバックも多く、つねに改善がされています。

初心者を対象にしている会計ソフトのため、操作も簡単でストレスなく売上管理ができます。

またfreeeはスマホアプリにも定評があります。

レシートや領収書の読み取りもできるので、わざわざ入力しなくてもスマホで写真を撮るだけで完了することもあります。

料金は最安で1,180円/月、または11,760円/年で最大30日間は無料で使用できます。

▶️freee公式サイト

マネーフォワードクラウド

マネーフォワードは、家計簿アプリも提供している会計ソフトです。

マネーフォワードの家計簿アプリを使用している人はなじみがあるかもしれません。

家計簿アプリとの連携もできるので、生活費と事業用の通帳が一緒の方は同時に管理でき、おすすめです。

しかしfreeeが初心者を対象にしているのに対し、マネーフォワードクラウドは簿記などに知識がないと少し難しいと感じるかもしれません。

初めての売上管理を行う人は避けた方が無難でしょう。

料金は、最安のプランで1,280円/月、または11,760円/年で、最大30日間は無料で使用できます。

▶️マネーフォワードクラウド公式サイト

やよいの青色申告オンライン

やよい会計は、クラウド会計以外を含めた会計ソフト全体では業界No.1です。

一番の特徴は1年間は料金がかからずに使用できる点です。

1ヶ月だけでは使い心地がわからないという人は、1年間という長期に渡ってお試しできるのは非常に大きなメリットです。

また紹介した3つのサイトの中では最安で電話サポートを受けられます。

初めて会計ソフトをいじる人にとって、調べるだけでは限界があります。

そんな時に電話でサポートができるのは、とても心強いです。

月額料金は最安のプランで、8,000円/年、1年目は無料で使用できます。

▶️やよいの青色申告オンライン公式サイト

まとめ

売上管理を行うことは、おうちサロンを運営するために、非常に重要なことです。

しっかりと売上管理を行い、おうちサロンの経営に活用してみてください。

 

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