おうちサロンを開業した人が失敗する5つの原因。解決策も解説

おうちサロンを開業したからには、失敗せずに軌道に乗せて運営をしていきたいですよね。

しかし「おうちサロンを開業したのは良いけど、なかなか上手くいかずに失敗してしまった…」
そんな話を聞くのも事実です。

おうちサロンを開業して失敗しないためには、これまで失敗してきた人たちの原因を知っておくことも重要です。

そこでこの記事ではおうちサロンを開業後、失敗する5つの原因をあげてみました。

- 失敗する5つの原因 -
  1. おうちサロンの情報が少ない
  2. コンセプトが分かりにくい
  3. 価格設定が低い or 高い
  4. 集客に力を入れていない
  5. リピーターが少ない

それぞれの原因について詳しく説明してきます。

失敗する原因①:おうちサロンの情報が少ない

おうちサロンを失敗する原因の1つにサロンの情報が少ないということがあげられます。

おうちサロンを開業したら、最初は知ってもらうことが大切になります。

そのためにはしっかりとおうちサロンの情報を見せていきましょう。

具体的に下記のおうちサロンの情報です。

  • 店名
  • 営業時間
  • 定休日
  • 場所
  • 業態
  • お店の特徴
  • メニュー
  • 料金
  • 内装
  • 外観
  • スタッフの名前と顔
  • お客様の声

多いように感じますが、これらの情報を見せることによってお客様は安心されます。

特に見落とされがちなのが料金、スタッフの名前と写真、お客様の声の3つです。

– 見落とされがちな3つの情報 –

  1. 料金
  2. スタッフの名前と写真
  3. お客様の声

それぞれ解説していきます。

料金

おうちサロンが気になった時に必ずチェックされるのが料金です。

料金がいくらなのかが明確になっていないと、怖くてお店にいけません。

税込なのか税抜なのか、またオプションで他に追加で料金がかかるものはあるのかなどです。

これらの料金が明確になって初めて安心して行ってみようかとなります。

なるべく総額で表示をして、初めていく人がどれくらいの料金になるのかを提示してあげるようにしましょう。

スタッフの名前と写真

おうちサロンに初めて行く時、どんな人が対応しているのかお客様は不安があります。

名前がわかるだけでも、スタッフの性別がわかりますし、写真があるとより安心感がでます。

1番の理想は動画です。

動画などで喋っているものがあると、大体のスタッフの雰囲気がわかるのでお客様もより安心します。

インターネットに自分の顔を出すのが恥ずかしいという風に考える人もいると思いますが、できる限りお客様が安心して来店できるように情報を出していきましょう。

お客様の声

おうちサロンを選ぶ際に、お客様の声は重要になります。

いくらおうちサロンのスタッフが良いことを言っても、なかなか響きません。

例えば飲食店を探すときでも、口コミなどのお客様の声を参考にして選びますよね。

おうちサロンも同じで、お客様の声は来店してもらうのに非常に重要になってきます。

既にお客様がいる場合は積極的にお客様の声をもらったり、口コミを書いてもらうように工夫してみましょう。

失敗する原因②:コンセプトが分かりにくい

おうちサロンを開業して失敗する原因の2つ目は、コンセプトがわかりにくいことです。

コンセプトとは簡単にいうと、その店の「魅力」です。

例えばおネイルサロンを開業した際、他にも多くのライバル店があります。

その中からあなたのネイルサロンを選ぶ「魅力」がないと、お客様は選んでくれません。

ネイルが長持ちするのか、デザインが良いのか、リラックスできる空間が良いのかなどしっかりとあなただけのおうちサロンの魅力を発信していくことが重要になります。

失敗する原因③:価格設定が低いor高い

価格設定が低かったり高かったりする点もおうちサロンを開業した際の原因になります。

お客様はサロンにいった際の満足度と価格と比較しています。

価格に対しての満足度が高ければ、リピートするでしょうし、低い場合はリピートせず、最悪の場合は悪い口コミが流れてしまいます。

より具体的に、価格設定が低い場合と高い場合の問題点を解説していきます。

価格設定が低い場合

価格設定が低いと一見、お客様にとっては良いのではないかと感じる人もいるかもしれません。

しかし、価格設定が低いことに対するデメリットもあります。

それは安いものは怪しく感じるという点です。

近隣の同業の店舗を調べてみると、その地域の相場感というものがわかると思います。

例えばネイルサロンの近隣の相場が5,000円だった場合、2,000円で受けられるとなるとお客様はどう感じるでしょうか。

  • 変なネイルにされたら嫌だな
  • すぐにネイル取れちゃうのかな
  • 初心者の人がやっているのかな

などとネガティブな感情がつきまといます。

そのため価格設定がライバル店などと比較して低い場合は、そのお客様の不安を解決できるような情報を出していかないと敬遠されがちになってしまいます。

また価格設定が低いとスタッフのモチベーションにも影響してしまいます。

価格設定が低いと、頑張っても売上が大きくあがることはありません。

そのため、1日頑張って働いても少ない売上をみると、憂鬱になってしまいます。

モチベーションの低下と頑張って働いた疲労が重なると、施術にも影響してお客さんの満足度が下がり、より売上が下がるという悪循環に陥ります。

価格設定が低すぎるとおうちサロンを開業しても失敗してしまうので、適正な価格設定をすることが重要です。

価格設定が高い場合

価格設定が高い場合で、問題になるのが集客です。

お客様がおうちサロンを選ぶ際に比較するのはライバル店です。

そのため価格が高いと、値段を中心にお店を選んでいる人からは敬遠されがちです。

ライバル店よりも高い理由を明確にすることで、失敗する原因を回避できます。

失敗する原因④:集客に力を入れていない

おうちサロンを開業して、失敗する理由として大きいのが集客に力を入れていないことです。

いくらおうちサロンを開業しても、集客ができていなければ失敗します。

そのため集客に力を入れていないことは失敗の原因として一番大きいかもしれません。

おうちサロンは看板も出せないことが多く、認識してもらうことが難しいです。

そのため以下の施策が有効です。

– 集客に有効な施策 –

  1. ウェブサイト
  2. フリーペーパー
  3. チラシ

これらの施策、1つに頼るのではなく複数の集客に力を入れることで安定した集客が望めます。

それぞれ解説していきます。

ウェブサイト

ウェブサイトは集客するのに重要な施策の一つです。

チラシやフリーペーパーはスペースの関係で載せられる情報は限られてしまいます。

しかし、ウェブサイトは多くの情報を載せられるので、お客様の不安を解消しやすいです。

デメリットは作成に手間やお金がかかることです。

専門的な知識が必要で、外注すると10万円〜はかかることが多いです。

最近では自分で直感的な操作で自分で作れるものも増えてきているので、パソコンに慣れている人であれば自分で作成してみても良いでしょう。

フリーペーパー

フリーペーパーは無料で配られる情報誌です。

有名なフリーペーパーなのは「ホットペッパービューティー」です。

情報を掲載するのに掲載料がかかりますが、多くの人に認知されており、お客様がサロンを探す時にもよく活用されています。

そのため集客力は強いので、開業したてなどの方におすすめです。

デメリットは掲載料がかかる点と、クーポン目当てのお客さんが多いことです。

掲載料金は地域によって変わってきますが、小さい広告枠でも1万円〜となっています。

より多くの人に見てもらおうとなると、大きな広告枠にする必要があり、広告費の予算を上げる必要があります。

またフリーペーパーにはクーポンを付けることが多いため、そのクーポンを目当てでサロンを探している来店されます。

そのためリピーターに繋がりづらく、常に集客をしないといけないということになりかねません。

リピーターが増えてきたら、広告枠を小さくしたり、掲載を止めたりする工夫が必要になります。

チラシ

チラシは即効性があり、集客に有効な施策の一つです。

チラシを作成し、ポスティングを配布、新聞折り込みに入れたり、近所のお店に置いてもらったりします。

おうちサロンの開業時は時間に余裕もあるので、自分でチラシを配布することによって、コストの削減にも繋がります。

効果のあるチラシであれば、配布すぐに効果が出るため、即効性があるのが特徴です。

しかしその反面、効果が長続きしづらく継続的に集客をするのであれば、チラシを配布し続ける必要があります。

失敗する原因⑤:リピーターが少ない

集客はできていてもリピータが少ない場合、おうちサロンを開業しても失敗するパターンです。

リピーターが少ないと常に集客に力を入れ続ける必要があります。

そうすると毎月の広告費が減らずにおうちサロンへの利益もなかなか増えません。

またリピーターが増えないということは、おうちサロンの施術に満足していないということも考えられます。

そのため満足度を上げるために、施術技術をあげるなどの対策を取っていく必要があります。

まとめ

おうちサロンを開業した後に失敗する原因を5つ紹介しました。

せっかく開業したおうちサロンが失敗しないように、原因をしっかりと理解して運営してみてください。

 

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