おうちサロンを成功させるには、お店の雰囲気作りは大切な要素になってきます。
その雰囲気を作る上で重要視されているのは照明です。
照明が変わるだけで、おうちサロンの印象は大きく変わります。
そこでこの記事ではおうちサロンの照明が大切な理由や選ぶポイントを解説していきます。
おうちサロンの印象を変えたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくだい。
おうちサロンの照明が重要な理由
照明の1番の役割は、暗いところを明るくし、見やすくすることです。
ただそれだけでなく、照明の明るさや色味によって部屋の雰囲気をつくる重要な役割もあります。
照明の明るさや色味によって、どのように変化するのか説明していきます。
照明の明るさ
照明が明るいと活発な印象を持ち、暗いと落ち着いた印象になります。
また体の活動を活発にする交感神経と体を休めてリラックスさせる副交感神経にも関係してきます。
照明が明るいと交感神経が優位に働き、体が活発な方向になっていきます。
逆に照明が暗いと副交感神経が優位に働き、体を休める方向になっていきます。
多くのサロンはおうちサロンにきてもらったお客様にはリラックスして欲しいと考えているでしょう。
その場合は、少し明るさを落とした照明を選ぶのが良いでしょう。
注意点としては、明るさの感度は年齢によって変わってきます。
20代を基準とすると、40代は1.8倍、60代は3.2倍の明るさが必要となります。
ターゲットとする年齢層も考慮して照明の明るさを選びましょう。
ちなみに一般的な部屋の広さに対しての明るさは以下の通りです。
部屋の広さ
ワット(電球)
ルーメン(LED)
4畳~6畳
100W~180W
1260lm~2270lm
6畳~8畳
180W~260W
2270lm~3280lm
8畳~10畳
260W~340W
3280lm~4280lm
10畳~12畳
340W~420W
4280lm~5300lm
12畳~14畳
420W~500W
5300lm~6300lm
14畳~16畳
500W~580W
6300lm~7300lm
16畳~18畳
580W~660W
7300lm~8310lm
20畳~22畳
660W~740W
8310lm~9320lm
これを一つの基準として、照明の明るさを選んでみてください。
照明の色
照明の色も部屋の雰囲気を印象付ける要素になります。
照明の色は大きく分けて「電球色」「昼白色」「昼光色」の3つあります。
それぞれの印象は以下のとおりです。
参考:電球・蛍光灯の色の種類「電球色」「昼白色」「昼光色」について色の違いや特徴、おすすめ設置場所を徹底解説! 電球屋.JP
それぞれの照明の色が与える印象を解説していきます。
電球色
電球色はオレンジ色の温かみのある色です。
他の色に比べて色味も落ち着いており、明るさも控えめでリラックスした色合いになっています。
そのためゆったりとくつろげるムードを演出できるのが特徴です。
昼白色
昼白色は太陽の光に一番近い色といわれています。
部屋の明るさを演出してくれる自然な色合いなので、活動的にさせるくれます。
昼白色は自然に近い色合いのため、比較的どんなとこのろにもマッチするでしょう。
昼光色
昼光色は青みがかがった白色です。
青みがかった色は脳を覚醒する効果があり、集中力を高めてくれるという特徴があります。
また明るさが強く細部までみれます。
しかし、細部までみれる反面、見えすぎて目が疲れやすいという側面もあります。
おうちサロンには、不向きな照明と言えるでしょう。
おうちサロンの照明を選ぶときのポイント
おうちサロンの照明を選ぶ時際に重要なポイントは以下の通りです。
- ライトの種類
- 生活感を無くす
- コンセプトに合わせる
ライトの種類
照明を選ぶ際に重要になるのがライトの種類です。
様々な種類の照明があるので、1つずつ解説していきます。
1.シーリングライト
シーリングライトは天井にそのまま付けて、部屋全体を明るくするライトです。
一般的な部屋についているライトというとわかりやすいかもしれません。
見慣れていることや、一般的な部屋に使われていることもあり、シーリングライトは生活感が出てしまう可能性があります。
2.ダウンライト
ダウンライトは天井に埋め込まれている照明です。
ライト自体が見えづらくなっているので、照明を隠して使いたい方にはオススメです。
隠れているということもあり、全体を照らす力は乏しく、部分的に明るくしたい時などに役に立ちます。
3.ペンダントライト
ペンダントライトは天井からコードがぶら下がってつくライトです。
ペンダントライトの中でも有名なのはシャンデリアです。
様々なデザインのものがあるので、自分の目的にあったライトを見つけることもできるでしょう。
4.ブラケット
ブラケットは壁に取り付けられたライトになります。
壁の高さや位置によって、部屋のイメージが変わってきますので、取り付ける位置も重要になります。
注意点としては、ブラケットをつける位置が下すぎると、部屋を移動した時にぶつかったりしてしまうので、邪魔にならない場所に付けましょう。
5.足元灯
足元灯は名前の通り、足元を照らすライトになります。
階段や薄暗いところ場所に使われることも多いです。
壁に埋め込むタイプや壁に付けるタイプ、床に置いて使うタイプなど様々ものがあります。
6.スタンド
スタンドは大きく分けて、テーブルに置いて使うテーブルスタンド。床に置いて使うフロアースタンドがあります。
特徴は移動させられる点です。
通常は場所を決めたら移動ができないので、おうちサロンも模様替えなどの時も柔軟に対応できるのがメリットです。
7.スポットライト
スポットライトは、明るくした場所に集中的にライトを当てることができます。
そのため商品を置いてある場所にライトを照らしたり、注目して欲しい部分に当てることもできます。
スポットを当てる位置も変えられるので、様々な用途で使用できるでしょう。
生活感をなくす
おうちサロンの照明を選ぶ際のポイントの1つに「生活感をなくす」ことを意識すると良いでしょう。
おうちサロンは自宅と職場が同じになるので、どうしても生活感が出やすくなります。
おしゃれな照明に変えるだけでも、部屋の印象は大きく変わります。
生活感が出やすいシーリングライトなどではなく、おしゃれなペンダントライトなどを用いるだけで、生活感が驚くほどなくなるので、ぜひ試してみてください。
コンセプトに合わせる
コンセプトに合わせて照明を選ぶことも重要です。
例えば自然派をコンセプトにしたおうちサロンに、ギラギラ光るシャンデリアなどは相性がよく無いです。
それであれば、木目調のペンダントライトを使用するほうがコンセプトには合うでしょう。
照明の重要性が大きいからこそ、コンセプトに合わない照明を選んでしまうだけで、お客様がもつ印象はだいぶ変わってしまいます。
おしゃれな照明を販売しているサイトや店舗を紹介
おうちサロンにぴったりな、おしゃれな照明を販売しているサイトを紹介します。
– オシャレな照明を販売しているサイトや店舗 –
- あかりラボ
- BeauBelle
- ニトリ
あかりラボ
あかりラボは、部屋の模様替えやリノベーション時に照明を楽しんでもらえるように、世界中からおしゃれな照明を集めています。
おうちサロンを開業するのは、模様替えやリノベーションをするようなものなので、選ぶ際にはピッタリなサイトです。
カテゴリーやテイスト別に探すこともできるので、スムーズにお気に入りの照明を見つけられるでしょう。
BeauBelle
BeauBelleはこのお店ならではの、オリジナルの商品を販売しているサイトです。
ただ照らすだけではなく、リラックス空間を演出することを考えて作られているので、おうちサロンにはぴったりなサイトです。
頻繁にクーポンなども発行しているので、こまめにチェックしておくと、お買い得の商品を見つけられるかもしれません。
ニトリ
ニトリにも様々な照明が売っています。
ニトリの強みは実店舗があるところです。
ネットで購入すると、届いた時に思っていた色や大きさではなかったということもあります。
ニトリのお店で確認してから買えばそのようなことは起こらないです。
最近では続々とおしゃれな照明も売り出されているので、一度お店を覗いてみるのもおすすめです。
おうちサロンでおしゃれな照明を使っているお部屋を紹介
おうちサロンでおしゃれな照明を使っているお部屋を紹介します。
画像出典元:Roomclip
この部屋はの照明は、色味を落ち着かせた電球色を使用しています。
ペンダントライトのコードの長さを変えることで、よりおしゃれな照明になっています。
化粧直しの部分を照らしているので、施術が終わったあとは嬉しいポイントです。
画像出典元:Roomclip
この部屋はシャンデリアを使用しており、高級感を演出しています。
カーテンから入る光も良い感じに調整しており、照明との相乗効果もあります。
ネイルサロンなので、手元をテーブルスタンドを置いてしっかりと明るさを保つなどの工夫もみられます。
画像出典元:Roomclip
この部屋は全体的な統一感がしっかりとしています。
コンセプトがしっかりあるからこそおしゃれに見えます。
木目調の4灯あるシーリングライトを使用して、全体を照らしています。
ダークブラウンは暗くなりがちですが、スタンドライトで足元にも照明がいくようになっており、配慮が感じられます。
まとめ
照明1つで部屋の雰囲気や印象、イメージは大きく変わります。
逆にいうと、照明選びを間違えてしまうと、おうちサロンのイメージダウンにも繋がりかねません。
照明の種類や色・明るさを意識して、生活感がなくコンセプトにあった照明を選んでみてください。
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